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心と体の痛みのお部屋 管理人エリーの日記です。


by elly_mylove
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教育ママのつぶやき

教育ママのつぶやき_b0014416_20594523.jpg

タイトルからしてびっくりされてしまうかもしれないけれど、私のもうひとつの横顔?なのだ。

一人娘がかわいくて、ほかのことではつましい我が家も、夫とともに一人娘の教育にかけては、親がお茶漬けをすすっていても、大根飯を食べていても、大散財をしてしまうタイプ。
とりわけここオーストラリアに来てからは、2度とこんな経験は出来ないんだ、と思って
しまうので、ついつい無い袖を無理やり振って贅沢な教育をさせてきた。
そんな中でも、もうすぐお別れ、2度と会えない、という貴重な先生がこの写真のピアノの先生。
アレキサンドラ・ビールザルコフ、というその名もロシア人の亡命ピアニスト。
こちらに来てしばらくしてから、娘のピアノのレッスンをお願いしてきた。

ほかにもたくさん日本人の生徒を持っている先生なのだけれど、シドニーコンサーバトリアムという日本で言う芸大の先生で、その昔ロシアからバイオリニストのご主人とともに亡命してきた彼女は、シドニーでもピアノの先生としてはなかなか定評のある先生で、お月謝が涙ものに高かったのだ。
でも、全然気取ることなく、ハーイ、アレキサンドラ、でご挨拶が済んで、お中元だの、お歳暮だのがいらないところなんていかにもオーストラリアという感じですごく付き合いやすかった。
ここで3年間彼女について、ロシアンメソッドのピアノを習えたのは、とてもすばらしい経験だと思う。
思い出に、彼女も日記に写真をアップしてみた。

私たちが子供のころのピアノのお稽古って、ソナチネ、ソナタと練習曲ばかり弾いていたものだったけれど、この先生は、4つの時代の曲をバランスよく弾かないと、感性が育たない、という持論で生徒を教育しているので、練習曲はあんまりやらない。
かわいらしいシューマンの小品や、ドビュッシーの小品をたくさん弾いて、娘はうらやましいくらい楽しいお稽古をしてきた。
本人はまだ子供なので、すばらしい先生につくありがたみもわからず、楽しい曲を弾けるラッキーも知らずに当たり前のように過ごしていたけれど・・・。
大人になって、彼女と過ごした3年間が貴重なものだった、といつか気づいてくれればいいと思う。

ところで、メインサイトのお客様が先日私のもうひとつのブログに来てコメントを残してくださった。
教育ママ丸出しのブログ。
でも、私と同じような教育ママってすごくたくさんいるみたいで、一日の訪問者が300人!!!という異様な人気ブログなのだ、これが・・。

みなさんも英語の勉強は地道にがんばってね!
by elly_mylove | 2004-11-06 21:28 | 日々のつぶやき