リズム運動の効用
2006年 07月 13日
帰国してスポーツクラブに通うようになって、早1年以上になる。
ジムでは主にスタジオレッスンを取っているのだけれど、
最近特に実感するようになっていることがある。
セロトニン欠乏脳 切れる脳、うつの脳を鍛えなおす。
この本にも出ている、セロトニン神経を活性化させるのにリズム運動がよい。ということ。
エアロビクスをやるようになってから、これは本当だ、と日々自分の体で実感しているのだった。
去年はじめてスタジオでヨガだのエアロだのをやるようになったときは、最初のうちはレッスンのたびにひどい筋肉痛で余計に具合が悪くなってしまって、寝込んでみたり、痛み止めを飲んでみたり、不安で抗不安薬を飲んでみたり、いろいろと治療に走っていたのだが、1年たった最近は、一時的に筋肉痛で痛みがぶり返してきても、それで大騒ぎをして治療に走ることはなくなってきた。
この痛みは一時的なもので、1週間もすればよくなる。と体でわかってきて、気にせずにまたもや運動を重ねることができるようになったのだった。動かす。ということに対して、不安が取れてきたといったらいいのだろうか。
これは私のリハビリにとって大変な進歩だ。
もうひとつ。
ちょっとやそっとの痛みや、体調不良、精神状態の不安定などは、スタジオで思い切りリズムを刻んで運動する ステップ などのエアロビクス運動が一番効果があることがわかってきた。
踏み台昇降運動に音楽とダンスをつけたようなこの運動をすると、かなり具合が悪いときでも、そのあとすうっと体が楽になっていくのがわかってきた。
私の主治医も、疼痛の患者さんやうつ病の患者さんにリズム運動を奨励していて、運動が無理な人には朝起きたときに寝床の中でガムをかみなさい。と指導しているのだけれど、きっとなんでもいいのだと思う。
ビートのきいた音楽をかけて、手拍子をするだけでも違うんじゃないだろうか。
しばらくの間、1,2、というリズムを刻んでそれにあわせて体を動かしていると、なぜだかわからないのだけれど、体の余分な力が抜けてきて、一種の痙攣状態になっていたような痛みの場所が楽になってくるのだ。
ちょっとうまく説明できないけれど、たとえばお薬で飲む筋弛緩薬や抗不安薬と同じくらいか、それ以上は効くような感じがする。ただ歩くとか、ただ走るとかではなくて、そこにリズムを意識すると、単なる運動以上に楽になる。なぜだかわからないけれど、そうなのだった。
たとえていうと、リズムを刻んでいるうちに、よろよろして必死にバランスを取っていた体が、ふっと自転車に乗れるようになったかのような感じで、リズムの力にひきつけられてすっと正しく立てるようになるような・・そんな感じで痛みから開放される瞬間がある。
科学的根拠はまったくないので、説得力に欠けるかもしれないけれど・・。
疼痛患者さんで、お薬以外の方法でなるべく体を楽にしたい。と思っている人がいたら、ぜひできる範囲でリズム運動を試してみてほしいな。と思っている。
ジムでは主にスタジオレッスンを取っているのだけれど、
最近特に実感するようになっていることがある。
セロトニン欠乏脳 切れる脳、うつの脳を鍛えなおす。
この本にも出ている、セロトニン神経を活性化させるのにリズム運動がよい。ということ。
エアロビクスをやるようになってから、これは本当だ、と日々自分の体で実感しているのだった。
去年はじめてスタジオでヨガだのエアロだのをやるようになったときは、最初のうちはレッスンのたびにひどい筋肉痛で余計に具合が悪くなってしまって、寝込んでみたり、痛み止めを飲んでみたり、不安で抗不安薬を飲んでみたり、いろいろと治療に走っていたのだが、1年たった最近は、一時的に筋肉痛で痛みがぶり返してきても、それで大騒ぎをして治療に走ることはなくなってきた。
この痛みは一時的なもので、1週間もすればよくなる。と体でわかってきて、気にせずにまたもや運動を重ねることができるようになったのだった。動かす。ということに対して、不安が取れてきたといったらいいのだろうか。
これは私のリハビリにとって大変な進歩だ。
もうひとつ。
ちょっとやそっとの痛みや、体調不良、精神状態の不安定などは、スタジオで思い切りリズムを刻んで運動する ステップ などのエアロビクス運動が一番効果があることがわかってきた。
踏み台昇降運動に音楽とダンスをつけたようなこの運動をすると、かなり具合が悪いときでも、そのあとすうっと体が楽になっていくのがわかってきた。
私の主治医も、疼痛の患者さんやうつ病の患者さんにリズム運動を奨励していて、運動が無理な人には朝起きたときに寝床の中でガムをかみなさい。と指導しているのだけれど、きっとなんでもいいのだと思う。
ビートのきいた音楽をかけて、手拍子をするだけでも違うんじゃないだろうか。
しばらくの間、1,2、というリズムを刻んでそれにあわせて体を動かしていると、なぜだかわからないのだけれど、体の余分な力が抜けてきて、一種の痙攣状態になっていたような痛みの場所が楽になってくるのだ。
ちょっとうまく説明できないけれど、たとえばお薬で飲む筋弛緩薬や抗不安薬と同じくらいか、それ以上は効くような感じがする。ただ歩くとか、ただ走るとかではなくて、そこにリズムを意識すると、単なる運動以上に楽になる。なぜだかわからないけれど、そうなのだった。
たとえていうと、リズムを刻んでいるうちに、よろよろして必死にバランスを取っていた体が、ふっと自転車に乗れるようになったかのような感じで、リズムの力にひきつけられてすっと正しく立てるようになるような・・そんな感じで痛みから開放される瞬間がある。
科学的根拠はまったくないので、説得力に欠けるかもしれないけれど・・。
疼痛患者さんで、お薬以外の方法でなるべく体を楽にしたい。と思っている人がいたら、ぜひできる範囲でリズム運動を試してみてほしいな。と思っている。
by elly_mylove
| 2006-07-13 00:21
| マイリハビリ in 日本