アニマル・セラピー
2005年 12月 01日
この12月4日で我が家の愛犬リバティは、満5ヶ月になる。
3回目のワクチンも無事に終わって、お散歩デビューをしてからひとつきちょっと。
朝夕のお散歩は大好きで玄関で、リードを持ち出すかすかな音を聞きつけただけで狂喜乱舞の大騒ぎ。マンションのエレベーターの中では興奮のあまり鳴きっぱなしのお転婆娘である。
ここひとつきほどでおしっこのほうはやっとシートで出来るようになったのだけど、相変わらずウンチはうちの中にいると床の上でやってしまう。
場所は覚えているのだから、トイレがどこだかわからないわけではないのだけど、なぜだかウンチのほうはシートでは断固としてしてくれない。どうしてだろう。
犬の行動学って不思議だなあ。
掲示板のお客様のなおさんの愛犬クッキーちゃんも、ウンチはシートでしないといっていたような気がする。。。今度どうしたらいいか聞いて見ようかしら。
家の中にいるときは、いつも私の足元にぴったりついていつも一緒なので、たまにサークルの中に入れて家事をしていたりするとなんとなく足元がスースーしているような気がして体の重心がおかしい。
どうしようもないいたずらなのだけど、この飼い主にいつも絶対的な愛情を捧げるなんともいえない忠誠心が犬という動物の可愛らしさなのだと思う。
私は犬を自分で飼ったのは初めてだったので、これほどに可愛いものだとは今まで本当にしらなかった。
アニマルセラピーってよくいうけれど、この子が来てから心が癒されることが多くて、心身が健康になったような気がする。
シュナウザーという犬はちょっと独特な犬で、ワンワンとはめったに吠えない。
ピューピューとか、ピーピーとか、ちょっとなんといったらいいかわからないけれど、鳥のように鳴く。鳴くというより、歌うというか、シュナウザーの飼い主からみると、おしゃべりしているように感じる。ビー玉のような瞳といい、ぱっちりとしたまつげといい、くっきりした眉毛といい人間くさい顔つきの上に、足元にぴったりくっついてしきりに何事がおしゃべりしてくるところがまるっきり幼稚園入園まえの子供にそっくりで、子育てをやりなおしているようでなんだか懐かしい日々だ。
今日も昼下がりにソファでうたた寝をしていたら、私の胸元にまあるくなって入ってきて、一緒にスースーと寝息をたてて昼寝をしてしまった。手のひらに温かく伝わる体温や、かすかな寝息やくしゃくしゃとやわらかい毛並みにうっとりした。
そういえば今反抗期まっさかりの娘も、こんな風に私と一緒に寝ていた時期があったのだった。
そのころの娘はかわいくて、よく夜寝付く前に抱っこしては
「ママの娘に生まれてきてくれてありがとう。」というと、
「どういたまちて。」とあどけない口ぶりで応えてくれたものだ。
娘との縁も不思議だけど、犬との縁も不思議だなあ。
私はトイプードルが欲しくって、35万円もするトイプードルをブリーダーさんに予約していたのだ。それなのになぜか、その日偶然入っていたチラシに載っていたこの子を、まるで吸い寄せられるように買ってきてしまった。
思いついて、腕の中で寝ていたリバティに、
「うちの子供になってくれてありがとう。」と言ってみた。。。
「どういたまちて。」とはもちろん答えてくれなかったけれど、
「フサフサフサ」と羽のようなお耳を豊かにはためかせてくれた。
by elly_mylove
| 2005-12-01 23:54
| 愛犬日記