心と体の痛みのお部屋 管理人エリーの日記です。


by elly_mylove
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荷おろし症候群

2月にシドニーに帰ってきてからというもの、日記の更新もサイトの更新もままならずただただ無意味にパソコンの前に向かう日々が続く。
今日やっと3月の末にフラットを引き払う不動産手続きを大家さんと英語でなんとかまとめたのだが、たったそれだけのことでものすごく疲れてしまった。
3月末までの契約でいつもなら2月末に家賃を前払いするのだが、ボンドと呼ばれる敷金が一月分あるので、それを家賃に当ててほしい、私たちはこの国をあとにするのでボンドのリリースを通常の手続きで待っていたら銀行口座をクローズ出来なくなるので・・・というただそれだけの交渉なのだが、今まで毎日のように一日伸ばしにしていたのだ。
英語で電話をかけてこれだけのことを交渉するのって、精神的にすごいエネルギーを使う。
そんなことわざわざ言わなくても、家賃は勝手に払わなければいいのよ、と他のオージーには入れ知恵されたのだが、性格的にそれは出来ない。
散々交渉した結果、私たちがいつも家賃を必ず28日に前払いしていたよいテナントなので、薬2000ドルの家賃を1000ドル払って、通常より早くインスペクションをしてくれて銀行口座を早めにクローズできるようにしてもらった。
家具の売買をネットに広告を出し、次は車の売買の広告を出さなくてはならない。
次から次へと押し寄せてくる雑用をよそに、私の心はひどいうつ状態で一日中あてもなくPCの前に座っていたりする。
どうしてかな、と考えたところ、娘の受験の合格によって、重荷が降りた後の荷おろしうつ状態だと言う結論に達した。

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by elly_mylove | 2005-02-26 20:54 | 日々のつぶやき

夏風邪

2月9日にシドニーに戻って以来、ぐずぐずと夏風邪を引いて寝たり起きたりしていた。
今日あたりからやっと、ちょっとスポーツをしたり買い物に出たりできるようになって、少しずつ回復基調。
真夏のシドニーから真冬の日本に帰国して娘の受験を済ませ、またも真夏のシドニーに戻って引越しや長い間留守をしていた家の片付け、光熱費の支払い、挨拶周り、買い物と、何にも特別なことをしていないようで、やはり気持ちと体にはすごいストレスだったらしい。
なぜか理由もわからず膝の痛みが続き、手がしびれ、睡眠パターンは崩れ、気分は落ち込んでと悪循環にはまってしまって、早10日が無為に過ぎてしまった。
私の悪い癖なのだが、こうやって日をすごしてしまうと、なんとなく罪悪感にかられてますます落ち込んでいく。今日はそんな日々にカツを入れるために、体調の悪いのに鞭打って、無理やりテニスに行ってきたら、やはり予想通り、体は随分疲れたが気持ちはちょっとアップした。
何より、友達がみんな優しいではないか。
みんな、合格よかったねえ、とほめてくれて、帰ってきてくれてうれしいわ、といってくれ、涙が出るほどうれしくて、泣き虫の私は実際に泣いてしまった。情けない・・・・。

シドニーのテニスコートは何にも変わっていなかった。

相変わらず緑の中、のんびりと昼下がりのレッスンを受けるマダムたちは限りなく健康で平和で明るくて、ここにいると日本の不況も、暗いニュースも忘れてしまう。
無心にボールを追いかけていると少しずつ癒されていく。
自分にとって、必要な落ち込みではない、こうやって明るく健康に日々を過ごすのが、正しいことなのだ、と人との交わりや運動の心地よさであるべき道を再認識するのって、これは一種の行動療法なのだろうか。
自分を取り戻す、という儀式の必要性を感じた一日だった。

テニスの帰りに、今日はお友だちのおうちで、JALドレ、というドレッシングを大量に作ってみんなでわけあう会があった。なんでもJALの機内食のドレッシングでたいそうおいしいのだそうだ。1週間ほど寝かせてから食べてね、といわれたのだけど、ドレッシング好きの我が家ではそんなに待てそうにない。
レシピを今度の日記にアップして皆様にも試してもらおうとおもう。

明日から、がんばろう。
いつまでも寝ていたって、豚になるだけだもの。

やるぞ!!エリー。
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by elly_mylove | 2005-02-17 21:43 | 日々のつぶやき
加茂先生の心療整形外科 民間療法にトラックバック。

医者は民間療法を嫌う、という先生のコメントを読んで久しぶりに私がとても病んでいたころのことを思い出した。
気持ちのいい記憶ではないのだけれど、あえて書き留めておこうと思う。


あれはもう5年近くも前のことだと思う。

鞭打ちの後の首の痛みがまったく治らなくて、慢性の痛みに苦しんでいた私は、ある朝過呼吸の発作を起こして救急車で総合病院に運ばれた。


手足がびりびりしびれていたので、そのころの私は頚椎ヘルニアの悪化した発作だとばかり思って、救急退院にもそう告げたのだが、
応対した救急病院で私の様子を見た内科医は、一目でストレス性の過呼吸の発作だということを見抜いた。
念のため首の写真とMRIは撮られたが、大きな変化は見られなかった。

そのとき、初めての過呼吸の発作に涙をぽろぽろこぼしながら車椅子に乗っていた私を押してレントゲンを撮ったり、
診察をしてくれた内科医の言葉がいまだに忘れられない。


「頚椎症はなかなか治らないから、それだけでうつ病になった人をたくさん知っているよ。もう整形外科に行くのはやめなさい。
病院を転々としても仕方ない。鍼でも、整体でも何でもいいよ。あなたの信頼できる先生にかかって、たくさん運動をするといい。」


お医者さんはこぞって民間療法を嫌うもの、と信じきっていた私は、その言葉の意外な響きにびっくりして、

「先生は整体や鍼を信じていらっしゃるんですか?」

と呆然とした面持ちでたずねた。

「信じるも信じないも、それで楽になる人がたくさんいるんだからしかたないじゃないか。整形外科医ってのは民間療法を毛嫌いしてるからね。
リューマチの患者さんがマッサージを受けたがっているんだけど、整形のドクターが誰一人保険で受けられる診断書を書かないから、
この病院のリューマチ患者全員のマッサージや鍼のリハビリの診断書は僕が書いているんだ。病院なんか来なくていいよ。」


その先生は、後からうわさを聞くと、その病院でも外来患者の担当日には患者の行列ができるほどの人気の先生だそうで、
地元では有名な内科医だった。

その先生の薦めで私は過喚起症候群で精神科に通うことになったのだ。日本の精神科では、その当時まだ慢性疼痛の概念が出来上がってなくて、
結局オーストラリアに来るまで治らなかったのだが。。。


いまだに私にはわからないのだが、マッサージを受けたがっているリューマチの患者さんに、許可を与えたがらない整形の先生って、
何を考えているのだろうか。

自分の娘は奥さんがリューマチでも、やはり同じように、痛いところに手をかざしてやるのを許可してくれないのだろうか。

治らないまでも、ひどくならないものなら、人の手の暖かさに触れたい、というのが、慢性の痛みを抱えた患者の心理なのだ。

もしそれがわからないのだとすれば、何のためにドクターになったのだろうか。


頭が良すぎるのかなあ。お医者さんって・・・。


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by elly_mylove | 2005-02-04 22:01 | 医療について考えること