心と体の痛みのお部屋 管理人エリーの日記です。


by elly_mylove
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品格

昨日は寒空の中、全国で一斉にセンター試験が行われました。



夫は大学職員なので、毎年のお勤めで監督官として会場に出向きました。
今年は、数年に一回のことですが、ハンディキャップ受験生の監督だったそうで、
「今回は視覚障害の学生さんだった・・」ということで
いつもの年よりもずっと遅く帰ってきました。

問題も点字、回答も点字。
試験は特別会場。回答時間は1・5割り増し。
受験生ひとりで、監督官は3人という、ちょっとした厳戒態勢(?)の中、
その学生さんは、盲学校の教官に付き添われて、長い一日を必死にがんばっていたそうです。

視覚障害の学生さんは、もとより普通の生徒よりも聴覚が敏感なので、毎年の規則で監督官は一切音を立ててはいけないことになっています。
3人の監督官の先生方は、いすにすわったまま微動だにせずずっと試験中何をするというでもなしに部屋にいなければならず、終わった後は毎年みな一様に肩こりと腰痛に襲われます。

でも、その役割を、みな嫌いではないそうです。

うまく表現できないけれど、ほかの受験生の監督のときには感じない、なんと言ったらいいか、人間の侵しがたい品格 のようなものを垣間見てある種の感動を覚えて帰ってくるから。。だそうですが、
わかるような気がします。
月並みな感想かもしれませんが・・。

才能もあり、ハンディに負けないほどのやる気もあり、そして周囲にも恵まれた受験生たちですが、入学してからの講義の中の越えられないハンディからか、
文科系にか進学しないのが残念だ。といっていました。
理系は講義に使われる図形が点字で訳せないから・・。
もったいないですね。

ふらふらとお勉強もせずにコミックばっかり読んでいる反抗期の中学生である娘に、
つめの垢ほどでもいいからやる気を分けて欲しい。。と思って
ため息をつきながら部屋を後にしたそうですが・・。
世の中ってうまくいかないものですね。

幼いころ、痛くて仕方なかった私が、寝てばかりいるところを見て育ったからでしょうか。
だらだらするのが大好きな子供なのです。
やっぱり母親を見て育っているのかなあ。そう思うとちょっと悲しい。

うーん。今日の日記はちょっと愚痴かなあ。

ともあれ、昨日の受験生にはこの先に続く試験もがんばってほしい。
ハンディに負けないやる気にふさわしい、その人なりの輝かしい未来が待っていることを祈っています。

がんばれ!
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by elly_mylove | 2007-01-21 15:53 | 日々のつぶやき