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心と体の痛みのお部屋 管理人エリーの日記です。


by elly_mylove
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目薬をさせるようになったエリー  加茂先生ありがとう!!

目薬をさせるようになったエリー  加茂先生ありがとう!!_b0014416_21325329.jpg


加茂整形外科医院での2日間の入院を終えて、自宅に帰ってまいりました。

ごらんのとおり、8年ぶりに、思い切り頭をそらせて目薬をさせるようになりました。

鞭打ちで頚椎を痛めてから、目薬はいつも寝てさしていたのです。

クリスマスに入院した私にとって、久しぶりに目薬をたってさせるようになったことは、先生からの最大のクリスマスプレゼントでした。

加茂先生、どうもありがとうございました。





不安と期待でいっぱいで羽田を飛び立った私を、小松の空港までは、ケイシャンが迎えに来てくださいました。年の瀬の忙しい時に、本当にありがとうございます!

朝9時に空港と先生の医院の中間地点にあったビジネスホテルを出て、タクシーで医院に向かいました。出産以外は入院なんてしたことがなかったので、とってもどきどきしましたが、受付の看護婦さんたちがやさしくお部屋に案内してくださいました。

写真がお見せできないのが残念なのですが、先生おひとりで開業しているとは思えないほど、大きな医院でした。というか、私は整形外科の個人病院で入院設備があるところをはじめてみたのです。首都圏のビル診になれているので、ちょっとびっくりしました。
1階が外来。2階が19床の入院設備。患者さんのためのラウンジやお風呂、食堂。
3階が先生のご自宅でしょうか?
個室をお願いしていたのですが、2人部屋があいているとのことで、一人で使わせていただきました。とても清潔で居心地のいいお部屋でした。

2階のラウンジには、クリスマスツリーとソファ、テレビがおいてあって、入院患者さんたちはそこでくつろいでいらっしゃいました。私もすぐに打ち解けて仲間にいれていただきましたが、びっくりしたのが、県外からの患者さんがとても多いのですね。
首都圏から入院する人なんて、珍しいのかなあ。と思っていたのですが、ほとんど首都圏の患者さんで、みんな仲良しで、いろんなお話をします。
自分の抱えている痛みについてはもちろんですけれど、お仕事の話とか、家族の話とか、彼女の話とか。。
病室にヤクルトを配達にきてくださった女性が、「ここの患者さんはみんなで家族みたいに仲良くなって、励ましあってよくなっていく感じだねえ。」とおっしゃっていたのですが、本当にそんな感じですね。

治療のスケジュールは、朝一番に先生の回診でトリガーポイントブロック注射をしてもらって、それから看護婦さんにレーザーをかけてもらったり、電気治療をしてもらったり。。お昼をはさんで2時ごろから物療のお部屋でマッサージをしてもらって、またあれこれ治療をしてもらいます。
そして、夕方外来が切れたころに、先生がまたブロック注射をしてくださいます。
空いている時間は、それぞれがんばって動け!動けの時間です。
わたしは医院からあるいて7,8分のシビックという天然温泉に入りに行きました。
このシビックにはスポーツジムも付属していて、ビジターで利用できるので、水着を持っていかれるといいかもしれません。
昼間にいったのですが、ちょうどクリスマスだったせいでしょうか。
なみなみとした温かな温泉は、貸切状態で本当にリラックスできました。



もうずうっとわたしは何年も整形外科とは縁を切って、治療を受けたりしたことはなかったのです。

鍼とか、マッサージとかも、楽になることはわかっていたのですが、お金がかかってきりがないので、よっぽどつらくない限り、行くのはやめていました。

私の頸の痛みは、体調のいい日に普通にしていると気にならないのですが、目薬をさす姿勢。。後ろにそらすと頭の付け根にびりっとした電撃痛が走るので、極力そういう姿勢はとらないようにしてきました。
人より肩がこりやすくて、生理の前などに緊張してくるとすぐに気分が悪くなったり、手がしびれてきてしまったり。ずうっと、ちょっとした痛みが常にありました。
だましだまし生活をしていれば普通に毎日を送れるし、抗うつ薬がめっぽうよく効く痛みでもあるので、つらくなってくると痛み止めの抗うつ薬を飲んで、よくなってくると手放して。。を繰り返していたのですね。

でも、今回決心して、一度、筋肉を改善する治療を受けてみようかなあ。と小松まで行ってきたのです。

先生は、本当に丁寧に、圧痛点をさがしてはブロック注射をしてくださいました。

しらみつぶしという言葉がぴったりなほど、圧痛点をすべて、本当にすべて探し出しては麻酔をしてくださったので、何年も頸をそらしたことのなかった私の痛みも、麻酔を打った直後はよくなって、頸をそらすことができるようになりました。

そうして、これがきっとポイントだと思うのですが、楽になったその瞬間に、できるだけ動くのです。

最初は怖かったのですね。頸を回したりすると、頚椎がまたずれてしまったりしないかしら。
後ろにそらすと椎間板が圧迫されて、また飛び出したりしないかしら。といろいろな懸念が頭をよぎって、そらしてはいけないという暗示をはらうのに勇気がいりましたが、とにかく、8年ぶりに頸をぐるぐる回したり、結構がんばってストレッチをしたりしてみました。

私の場合は、頭の付け根、特に右側の筋肉に大量のトリガーポイントがあったのですが、数回の局所麻酔と、その後のストレッチで、ずいぶん楽になりました。注射を打ったそのときは、もちろん注射跡の痛みがあるのですが、結構がんばって動かすと、筋肉がゆるんで血行がよくなるのか、次の朝おきたときにとても楽なのです。
今まで血の循環がよくなかったところに血が通って、酸欠だった組織がみずみずしくなっていくのがはっきりわかりました。

もちろん、8年間慢性だった筋肉の硬結が、2日の注射で跡形もなくなおったりはしないのですが、動かせるようになっただけでも、ものすごい進歩。

たとえていうと、そうだなあ。

今まで頸に、細い棒状の硬いパイプが入っていて、どうしても後ろに曲げられなかったのが、
パイプが針金くらいに細くなって、柔軟性を取り戻した。という感じでしょうか。
その針金のような痛みは、年が明けてから、主治医の村上先生が責任をもってブロック注射をしてくださるそうで、今回どのへんにどれくらいのお薬を使うのか。治療の様子をくまなくビデオにとってきました。
もっともっとよくなって、針金がなくなったらうれしいなあ。
病院にいくのが楽しみなんて、なんだかうそみたいです。

丁寧にマッサージをしてくださった物療の先生や、レーザーをかけてくださった看護婦さん。
検温をしてくださった婦長さん。
おいしいお食事をつくってくださった食堂のスタッフ。
たった2日でしたが、本当にお世話になりました。
今しみじみと懐かしいです。2日しかいなかったので、あわただしくてろくろくご挨拶もできませんでした。
この場を借りてお礼を申し上げます。

目薬をさせるようになったエリー  加茂先生ありがとう!!_b0014416_22363949.jpg入院した日はクリスマスだったので、お昼ごはんはかわいらしいクリスマスケーキつきのご馳走でした。
うれしかった。。。
いつも自分でご飯をつくっている主婦なので、3食昼寝、治療、天然温泉つきの2日間は本当にリラックスできましたよ。

コメントを下さった皆さん。
全員にお返事をかけなくてごめんなさいね。
ブログの記事でご報告にかえさせていただきます。
皆さんよいお年をお迎えくださいね。

来年はもっともっとよくなって、5キロはやせて、美しくなって、オフ会でみんなをびっくりさせてしまおう。と決心したエリーでした。

来年もよろしくお願いいたします。
by elly_mylove | 2006-12-30 22:55 | 痛みについて