ダーウィン旅行記
2004年 10月 11日
こんにちは!熱帯のダーウィンから帰ってきました!
写真はダーウィンのお土産やさんで撮ったアボリジニのアートです。
2日にシドニーを出発して、6時間(!)も飛行機に乗って、ついたダーウィンは想像以上の暑さでした。
ダーウィンというのは、ご存知のとおり、オーストラリアの北のはて、ノーザンテリトリーの都市です。赤道に近くて、この国の中でも雨季と乾季にはっきり別れる熱帯性気候の土地。
ハイシーズンは、気候が涼しくて乾季の5月から9月だけれど、10月初めもぎりぎり青空が見られるので、観光客は多いと言われます。
朝早く出発したシドニーの空港では、皆コートを着込んでいて、私もしばらく湿気の多い夏の暑さを忘れかけていたので、(なぜかというとシドニーはわりにからっとして夏もそれほど気温が上がらないから。)空港について飛行機を降りたとたんのダーウィンの、むぅっとする暑さはちょっと新鮮でした。日本の夏みたいに、むしむししていて懐かしかったというべきか・・・。空港の外のシャトルバスの切符を売っている女性がいきなりアロハシャツ姿で、ハワイにきたみたい!とわくわくしました。
初日は昼過ぎについて、次の日からの旅に備えて何も予定をいれていなかったので、とりあえず市内を散策することにしました。
ダーウィン自体はとても小さな町。碁盤の目のようにまっすぐに作られたハイウェイにそって、ホテルやショッピングセンターが立ち並ぶ。シドニーはオーストラリアの中でも古くからあるところで、坂も多くてやや複雑なつくりなのだけど、ダーウィン市内は都市計画があたらしめでなんだかくっきりした町でした。ちょっと、きれい過ぎて町としてはつまんないかも?
シドニーと一番違うところは、街を行くアボリジニーの人の多さでしょうか。
白豪主義のオーストラリアでは、移民も白人が多いので、ノーザンテリトリーに来るとアボリジニの多さにちょっとびっくりします。この国に元から住んでいた人たち。600もの言語と独特な文化を今持つ耐える人たちです。
シドニーから、この暑さがちっともピント来なくて、半そでとGパンしか持ってこなかった娘と私は、ショッピングモールのお土産屋さんに入って、袖なしのTシャツと短パンやキュロットを買いました。物価は安い!!Tシャツも10ドルくらいでたくさんあるし、お土産やさんはシドニーと違って、原色のアボリジニアートでいっぱいで、目を奪われて何時間でもいられそうな楽しさでした。これはアボリジニの楽器、ディドゥリドゥーのアップ。1メートル以上ある筒状の楽器で、演奏すると、尺八?とでもいいたいような独特な音がするのだけれど、これも鮮やかな色彩のものがお店狭しと飾られていて、とても素敵でした。
私は結構絵を見るのが好きなので、この街のお土産やさんのまるでギャラリイーのような様子は大好きになりました。
ホテルは市内の一番便利なところにあるクラウンプラザ。
何はともあれ、初日はお買い物と市内観光とホテルでゆっくりくつろいでプールで泳ぐ、という過ごし方でした。久しぶりの家族旅行。明日はいよいよカカドゥ国立公園。初日の夜は早くにベッドにつきました。
by elly_mylove
| 2004-10-11 21:58
| オーストラリアの思い出