心と体の痛みのお部屋 管理人エリーの日記です。


by elly_mylove
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点滴

今日はまた診療日でクリニックに行ってきた。

今までこの治療は試した事がなかったのだけれど、この度私は
アナフラニールという抗うつ薬の点滴をしている。
変わりにSSRIは飲んでいない。
この点滴治療は本来、服薬しても効果がうまくあらわれないような
患者さんにするものだということなのだけれど、主治医と話し合って納得ずくで
ちょっと実験的に受ける事になっているので、今日で2回目。
薬の量はとても慎重に決めていて、前回が2分の1アンプル、今回が3分の2アンプル。
前回は点滴した後にとてもぼんやりしてしまったのだけれど、今回はそんなこともなくて
普通に車を運転してしっかりとうちまで帰ることが出来た。



この度の体調不良、はっきりとおかしいな。。。となんとなく気づきはじめたのが
6月の下旬。
早朝覚醒して、手足がしびれて脱力してきてしまったのが7月の4日。
すぐに電池切れのような感じになってしまって、顔や首の痛みがもどってきて
つらくなってしまった。
それからすぐに手持ちのお薬を飲み始めて通院した。。。

大体、こうなってしまうと、今までの経験でいうと寛快するのに3ヶ月くらいかかる。
SSRIを最大摂取量まで上げてさらに2週間ほどしないとすっきり痛みがとれない。
いきなり最大摂取量は飲めないので、段階的に量を増やしていくのに
およそ1ヶ月。
それからステイすること2週間で、だんだんよくなってきたら今度は減薬に持っていって。。と
結構時間がかかるのである。
その間痛かったり、しびれたり、落ち込んだり、眠れなかったり。。。と
いつもの事ながら少しつらい日々なので、ちょっとこの度は、即効性のあるといわれる
点滴にチャレンジしてみたのだった。

不思議な事なのだけれど、アナフラニールは三環系の抗うつ薬で、
はるか大昔飲んだときにはひどい副作用で3日で中止になったのに、
点滴ではほとんど副作用は感じられない。
どうしてなのか。。。
僕も不思議だと思う。と主治医に言われた。

結論からいうと、点滴はやっぱり効果があったと思う。

いつもならまだ寝たりおきたりしてだらだらしているころなのに、
明日あたりからリハビリでジムに戻れそうな気配。
プールでゆっくり泳いでみようかな、、と思える体調に戻ってきた。
自分にとっての新しい治療選択肢になるかもしれない。

ところで。。。

精神科の治療室で横たわって点滴をしてもらっていると、自分が重症のうつ病患者になった
かのような錯覚にとらわれるのだけれど、
すくっと起き上がってニコニコと受付を済ませ、スタスタと車を運転している私の姿は、
われながらやっぱりうつ病患者とは全然違うのだった。

疼痛障害にどうして抗うつ薬が効くのか。
痛みを感じる神経の可塑的変化が、なぜ抗うつ薬で改善されるのか。
誰か、納得のいく説明か、科学的な実験をして解明してもらえないだろうか。
喜んで実験台になるのだけれど。。
これほど薬が鮮やかに効く患者さんは掲示板を見る限り割と珍しいから、いいサンプルになると思うのだけどなあ。
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by elly_mylove | 2005-07-15 20:53 | 医療について考えること