エキブロ総合病院にトラックバック 混合診療について
2004年 09月 11日
混合診療、解禁?
今日もエキブロ総合病院にトラックバック。混合診療解禁のニュースです。
今まで保険外の診療を行うと、他の保険範囲の診療までが自費負担にしなくてはいけないというシステムだった日本の医療体制が、保険と、適応外の診療を同時に受けられるようになりそう、というニュースですね。
私は医療関係者ではないので、この制度について詳細には知らないけれど、これ、よく最先端治療を行っている病院で聞く話ですね。
まだ保険診療の対象になっていない新薬を使うとき、それを使うと他の治療までが全額患者さんの自己負担になってしまうので、治験の対象として治療を行わなくてはならないとか、
同じ病院でも保険対象の治療とそうでない治療にたいして窓口をわけなくてはならないとか、病院側も患者側も様々な不便を強いられていたシステムだった、という認識があるので、
お医者さん側がそういう小手先のつじつまあわせに走らなくてよくなったというこのニュースはとても嬉しく感じます。
正直、病気を抱えた身としては一面でほっとしました。
これでちょっと、ほっとして日本に帰国できるかな、という感じですね。
今私のサイトにもお客様でいらっしゃるヘルニア持ちの患者さんたちで、よく話題になるのですが、ここ数年ほどで受けられるようになった椎間板ヘルニアのレーザー手術、
実はまだ保険適用されていないんですね。
大きな切開が必要で、そのあと数週間から数ヶ月の入院が必要な従来の手術とくらべて、
患者さんの体に負担が少なくて、すぐに社会復帰できるレーザー手術、できる事ならこちらを受けたい、と皆さん希望していらっしゃるようなのですが、今そのレーザー手術を受けられる病院は限られているので、患者さんが随分遠くまで治療に通わなくてはなりません。
それはひとつには、レーザー手術の予後がかならずしも100%の治癒を保障するものではないことと、技術的に難しい、ということもあるのかもしれませんが、病院側の、うちは保険外の診療はやってないんでねえ、という感じの、なんというか、美容整形の手術に対するようなリアクションが、いまひとつオペの技術がひろく日本全国に行き渡るのを妨げているのでは・・・・。という印象があってそういう意味でも、保険診療と自由診療の間のひとつの垣根がとりはらわれると、こういう先端技術も、いろいろな病院で受けられるようになるのではないかと希望を持っているんですよね。
私自身は、頚椎椎間板ヘルニア持ちですが、オペの対象にならないままとりあえず寛快しています。
一時期は寝たきりになるほど具合が悪かったのですが、やっとよくなって動けるようになってから画像を取ったらオペの対象にならない小さしヘルニアしか写らなかったので・・・。
マクロファージが食べてくれたのかしら、と思って喜んだんですけど、でも将来、年をとったらもしかしてオペを受けなくてはならない日が来るかもしれないな、とちょっぴり覚悟はしています。
なので、そのときまでにいろいろな治療の選択肢がより沢山あるようになるといいな、と思っています。
私、自分のメインサイトの中ではちょっときまりが悪くなるほど日本のお医者さんボロクソにけなしていて、(今ちょっぴ反省してあちこち治そうと思っているのです。)でも、それってやっぱり自分の国の医療制度が、もっとよくなれるはずなのに、という期待があるからなんですよね。本当は、こちらの国と比べても、激務で数をこなさなくてはならない日本のお医者様を、一面で気の毒かも、と思っているんです。もう何度もこのブログで書いているけれど。
だから、このニュースは素直に嬉しい。やっぱりひとつの進歩なのだろうと、とても素朴に嬉しいです。
写真は、我が家の玄関先の木で蜜を吸うインディアンマイナーという小鳥です。
今日もエキブロ総合病院にトラックバック。混合診療解禁のニュースです。
今まで保険外の診療を行うと、他の保険範囲の診療までが自費負担にしなくてはいけないというシステムだった日本の医療体制が、保険と、適応外の診療を同時に受けられるようになりそう、というニュースですね。
私は医療関係者ではないので、この制度について詳細には知らないけれど、これ、よく最先端治療を行っている病院で聞く話ですね。
まだ保険診療の対象になっていない新薬を使うとき、それを使うと他の治療までが全額患者さんの自己負担になってしまうので、治験の対象として治療を行わなくてはならないとか、
同じ病院でも保険対象の治療とそうでない治療にたいして窓口をわけなくてはならないとか、病院側も患者側も様々な不便を強いられていたシステムだった、という認識があるので、
お医者さん側がそういう小手先のつじつまあわせに走らなくてよくなったというこのニュースはとても嬉しく感じます。
正直、病気を抱えた身としては一面でほっとしました。
これでちょっと、ほっとして日本に帰国できるかな、という感じですね。
今私のサイトにもお客様でいらっしゃるヘルニア持ちの患者さんたちで、よく話題になるのですが、ここ数年ほどで受けられるようになった椎間板ヘルニアのレーザー手術、
実はまだ保険適用されていないんですね。
大きな切開が必要で、そのあと数週間から数ヶ月の入院が必要な従来の手術とくらべて、
患者さんの体に負担が少なくて、すぐに社会復帰できるレーザー手術、できる事ならこちらを受けたい、と皆さん希望していらっしゃるようなのですが、今そのレーザー手術を受けられる病院は限られているので、患者さんが随分遠くまで治療に通わなくてはなりません。
それはひとつには、レーザー手術の予後がかならずしも100%の治癒を保障するものではないことと、技術的に難しい、ということもあるのかもしれませんが、病院側の、うちは保険外の診療はやってないんでねえ、という感じの、なんというか、美容整形の手術に対するようなリアクションが、いまひとつオペの技術がひろく日本全国に行き渡るのを妨げているのでは・・・・。という印象があってそういう意味でも、保険診療と自由診療の間のひとつの垣根がとりはらわれると、こういう先端技術も、いろいろな病院で受けられるようになるのではないかと希望を持っているんですよね。
私自身は、頚椎椎間板ヘルニア持ちですが、オペの対象にならないままとりあえず寛快しています。
一時期は寝たきりになるほど具合が悪かったのですが、やっとよくなって動けるようになってから画像を取ったらオペの対象にならない小さしヘルニアしか写らなかったので・・・。
マクロファージが食べてくれたのかしら、と思って喜んだんですけど、でも将来、年をとったらもしかしてオペを受けなくてはならない日が来るかもしれないな、とちょっぴり覚悟はしています。
なので、そのときまでにいろいろな治療の選択肢がより沢山あるようになるといいな、と思っています。
私、自分のメインサイトの中ではちょっときまりが悪くなるほど日本のお医者さんボロクソにけなしていて、(今ちょっぴ反省してあちこち治そうと思っているのです。)でも、それってやっぱり自分の国の医療制度が、もっとよくなれるはずなのに、という期待があるからなんですよね。本当は、こちらの国と比べても、激務で数をこなさなくてはならない日本のお医者様を、一面で気の毒かも、と思っているんです。もう何度もこのブログで書いているけれど。
だから、このニュースは素直に嬉しい。やっぱりひとつの進歩なのだろうと、とても素朴に嬉しいです。
写真は、我が家の玄関先の木で蜜を吸うインディアンマイナーという小鳥です。
by elly_mylove
| 2004-09-11 20:50
| 医療について考えること